配当金と株主優待 

株式投資というと、私も少し間違った見方をしていました。「安く買って高く売る」ことで得られる売却益に目が行きがちですが、株式投資においても、債券の利子などのように、「保有すること」で得られるメリットもあります。それが、「配当金」株主優待」です。

そして、私のポリシーとして、自分が投資できる持ち金ですること。ゼロになる可能性はあっても、それ以上のマイナスはないということです。だから借金してまで投資はしません。初めての株式投資は、最初に勤めていた会社の親会社の持ち株会でした。ここで大きな収益があったわけですが、それ以上の興味はありませんでした。多分、興味が湧いたのは、あの桐谷さんです。こんな投資方法があったんだ。そこで株取引がお金持ちだけのものと思っていましたが、実は違っていたことに衝撃をうけました。そして、積立株式から始め、ここに至っています。まだまだ知らないことはたくさんあります。基本的な流れに肉付けをしていくことで、成長していくしかないと日々精進しています。

配当金とは、「会社が得た利益の一部を、株主へ支払うもの」です。

株主とは、お金が足りない企業に対してお金を投資する人や企業のことをいいます。事業がうまくいったお礼とし て、利益の一部を還元する行為が配当です。
配当金とは、企業が出した利益の一部を株主に還元するというものです。配当は、年1回、または、2回実施する企業が大多数となっています。ただし、配当金が増えたり減ったり、ゼロの場合もあります。配当金がお得かどうかチェックしておきたいのが「利回り」です。利回りとは、株を買った金額に対して、どれくらいの見返りがあるかの目安です。数字が高い方がお得です。桐谷さんは、配当と優待を合わせた利回りが4%以上をオトクの目安にされています。

高配当株は、配当収入が魅力的な上、いざとなれば配当利回りが株価を下支えするため、急落も起こりづらい。また、もし値下がりして含み損が出ても、配当を長期間もらい続ければ、損失の穴埋めをしやすい。一方で、高配当株が一度減配をすると株価も下がりやすい。そのため高配当なだけでなく、配当を長期間安定してもらえることが大切。配当の利回りは3%以上を目標としたいところ。

 

減配の心配がない3つのチェックポイント

1.利益の安定性 利益を着実に稼ぎ配当を支払える。

配当の原資は企業が得る利益。そのため利益を着実に稼ぎ、配当が利益の金額内なら、減配の可能性は極めて低い。反対に利益以上の配当を出す企業は、いずれ減配のおそれもある。

2.配当の推移 直近で減配をせず配当増の傾向が続く。

減配をしないのは、企業に稼ぐ力があることと、株主を重視して配当を出していることの証し。今後も利益が伸びれば、利益の増加に合わせて配当も増えることが期待できる。

3.お金に余力がある 業績が一時的に悪化しても資金を配当に向けられる。

好調だった企業でも事故や投資負担で一時的に業績が悪くなることもある。ですが配当に向けられるお金の余力があれば減配せずに済みます。一つの目安として自己資本比率が低すぎる株は避ける。

高配当株で痛い目に合わない5つのポイント

1.高利回りには何らかの理由がある。必ず業績や財務のチェックをする。

 高利回り銘柄の中には業績悪化により株価が下がっている銘柄もある。業績や財務のチェックを怠らない。

2.売買のルールはシンプルに継続できる勝ち方を見つける。

 「利回りを参考に売買する」「何パーセント下がったら損切り」など、勝ち組投資家はシンプルなルールを守っていることが多い。シンプルで継続できる、自分に合うルールを見つける

3.相場急落時や権利確定後など買いのタイミングにこだわる。

 配当株を買ったら、長期で安心して高い配当をもらい続けたい。だからこそこだわりたいのが下値リスクがないこと。相場急落時や権利確定後の安値で買うこと。資金がある人は、一度に買わず、何度かに分けて買う。

4.買った時の目的を忘れずに欲張らずに堅く儲けること。

 高配当を目的に買ったのに、いつのまにか株価の数倍上昇を狙ったり、値上がり益狙いだったのに、下がっても配当ほしさに保有し続けたり。当初の目的からぶれると利益を取り損ねてしまう。欲張らないことが大事。

5.配当金の受け取りが目的なら株価に一喜一憂しないこと。

 安定した高配当を受け取るとが目的ならば、安値で買った後は、日々の株価に一喜一憂しないこと。損切りの逆指値注文をあらかじめ入れておき、年4回の決算時の業績チェック以外はゆったり構える。

 

株主優待とは、配当金とは別に企業が株主に向けて、サービスや自社商品などを提供するものです。

ただし、持ち株数、保有年数などで優待商品が変わる場合があります。しかも私も経験しましたが、この2年間の間でも優待改悪や優待廃止ということもあるので留意しなければいけません。優待改悪や優待廃止により株は即売却され株価が下がる場合もありますが、配当で還元されたり、逆に私の持ち株は上昇しているので、いろいろな指標を見てどうするか判断しなければなりません。といってもそこはまだまだ勉強しながらですが。

余談ですが、株取引している人は、まだまだ少ないと思います。個人投資家人口もいろいろ発表されていますが、実態は違います。ブログの登録数を見ても、特定のブロガーさんの記事が目立ち、登録数も少ないです。あくまで私見ですが。少なくとも株投資をしている人は私の周りには息子くらいです。株主優待目的ともなるとさらに少ないと思います。私にとって株主優待は、企業の感謝の気持ちの表現やアピールだと思うし、この商品なら長期保有しつづけていいんだという確認がとれるものでもあります。初心者にとって株主優待は、配当とならびモチベーションアップになると思います。

株主優待を取得するためには、3つのステップの流れで銘柄決定します。

1.欲しいもの、必要なものがもらえる優待株を見つける

約1500銘柄が株主優待を実施しており、全国で使える金券から、オリジナル自社商品など、その内容は多岐にわたります。優待生活を楽しむためにも実際につかうものかどうかよく考えましょう。優待券は期限がつけられていることも多いので注意すること。筆者も使っていない優待券があるのですが、無理してまで使用はしていません。優待情報は、私の場合は、当初は店頭で株主優待カタログを購入していましたが、ダイヤモンドザイの本誌、付録、証券会社のホームページで全網羅されています。

2.自分の予算内で買える優待株をピックアップする

欲しい優待株を見つけたら、手持ちのお金と相談を。優待株の最低購入金額は、株価に優待を受け取れる最低株数を掛けると求められる。優待内容が100株保有と300株保有で変わる場合もあるので、目当ての優待をもらうために必要な最低株数をしっかり確認しましょう。まずは、10万円以下、5万円以下でも銘柄の選択肢が多く、始められます。実際3万円台の株が3倍から5倍になったのにはびっくりしました。

3.合計の利回りを確認して、よりお得な優待株を選び抜く

同じ優待内容で、予算内に収まる企業が複数ある場合は、優待と配当を合わせた利回りで比べよう。数値が高いほどお得ということなので、購入時の目安になります。桐谷さんは、目安を優待+配当利回りが4%以上を推奨しております。まずは、実績のあるところを選択するのが一つの方法です。いきなり1回の優待で廃止したところもあるので。ここでブロガーさんの書かれているブログが重宝されます。優待にどのような価値があり、自分に有効なのか判断材料となります。

配当や優待をもらうにはタイミングが重要です。

①権利確定日に株主名簿に名前の記載がある人しかもらえない。その決められた日に保有していなければなりません。

権利確定日は会社ごとに定められています。「月末」が最も多く、次いで「20日」「15日」など。確定日が土日祝日と重なっている場合は、直前の営業日になります。

②株主名簿への記載は時間がかかるので、株を買う締め切り日はもっと前。

権利確定日から数えて3営業日前が締切日。利付き最終日と呼びます。